
Vol12.保管には中のものが動かない丈夫な素材のケースがお薦めです
トランペットを楽しんでいる方の中には、ケースにいれて保管していたけれども、知らないうちに曲げたり凹んだりした経験をお持ちの方がいらっしゃると思います。この場合は、持ち運んでいて外のものにぶつけることは防いでいたけれども、中に入れていた硬い小物などが動いてぶつかり、そうなったことが考えられます。トランペットは銅と真鍮で作られた圧力や衝撃に弱い楽器ですから、ケースに入れて外のものにぶつけることは防いでいても、一緒に入れていた硬いものが原因となることがあります。当店の買い取りサービスでは様々な楽器を買い取り依頼でお預かりしていまして、楽器は何度も使って楽しむものですから、多少の細かなキズならそれほど買い取り査定に影響しません。しかし演奏に支障がないものであっても、目立つキズや曲がり、凹みとなると残念ながらマイナスポイントになってしまいます。せっかく購入した高価な製品ですから、手放すときもなるべく高く手放したいですよね。曲げたり凹んだりせず綺麗な状態を保つために使う保管用ケースとしては、硬質ウレタンなど外部からの衝撃をしっかり防ぐ素材を使った丈夫なもので、トランペット本体や一緒に入れる小物類のスペースがきちんと分けられていて、持ち運ぶときに動かないものがお薦めですね。もしそうしたケースが見つからない場合は、本体や小物類を布などで保護し、動かないように隙間へクッション材を入れることをお勧めします。保管にも注意が必要なトランペットですが、その分良い音色を奏でてくれますよ。